2012年7月10日火曜日

古くなっても着なくても手放さないタンクトップ


30年近く前の服があります。
私が初めて買ったDCブランドの服で、Y's(Yohji Yamamoto)のWORKSHOPのタンクトップです。
赤というより朱色で、暗い店内のディスプレイ台で、パッと明るく輝いていたように思い出します。斜めに、長く、すっと。あとはよく覚えていませんし、この記憶も捏造かもしれません。


お値段は七千円だったと思います。あの頃、タンクトップに七千円出すなんて、勇気が要ることでした。他の服はもっと高くて、バブルとは無縁だった貧乏な学生だった私には、それが精一杯というところだったかもしれません。でも、この赤に惹きつけられたのは確かです。


このタンクトップは、レーヨン素材で手洗いができないので、律儀にドライクリーニングに出して大切にしていました。数年過ぎると、着る機会がなくなり、節約のために手洗いするようになりました。縮まなかったのは幸いでしたが、光沢はなくなって、色もあせています。


当然の経年劣化で、いつかは処分しなくてはと思いつつ手放せなくて、記念にずうっと取っておくことにしました。


うーん、あんなに赤かったものが、だいぶ色が抜けて、ボールペンのインクが付いて擦ってしまったような跡が幾つもあります。でも、こっそりと、着るかもしれません。




黒や白のTシャツの上に
これを着てブラウジングし、
白いサブリナパンツを履いていました。







よくぞ買いました。
でも、まだ持っているの?
と聞かれそうです。