2012年11月28日水曜日

藤本虎さんに、平野さんの洋服ブラシ その2


洋服ブラシの続きです。
ネットでざっと洋服ブラシについて検索してみたところ、数社ありました。お高いのは無理なので、今回は実演販売に重きをおいて、平野さんの一番の売れ筋の柄付きブラシに決めました。
ネットで買わずに実演販売に出かけてみようと思った背景には、「こなメモ」のこなさん始め、実演販売に行かれた方々のブログ記事を拝見したこともあります*。ネットよりも対面のやりとりのほうが楽しそうです。

そして、虎さんのブラシを買ったときのように、毛並みが気になるニットかジャケットか何か着ていけば、お店の人がブラシの選び方や方法をアドバイスしてくれるかもしれません。もちろん、着ているものをブラッシングしてくださいというわけではなく、その素材なら硬めがいいとか。

ところが、人前に出ても恥ずかしくないセーターがありませんでした。
ひょっとして、カシミア用の毛足の長いブラシを買いたいのに、我が家にはカシミアがないのじゃないの? 

そうえいば、うちは、Have you ever 〜 ? とか Do you have〜 ? のhaveとは無縁の一家なのです。How many times〜?もね。

まあ、探せばカシミア混くらいはあるかもしれませんが、幸いなことにストールがありました。地味な色合いで、毎回こんなのがね?と思いながら巻いて垂らすと、格好よく見えるのだから不思議です。

デパートの実演コーナーに着くと、先客がちょうどお買い物を済まされて、お店のおじさんから商品を受け取っているところでした。私が見本のブラシを見ていたら、商品の奥に座りかけていたおじさんがブラシを手にして、出てこられました。



「どれどれ」と
おじさん。



ストールがあってよかった、と思いました。


おじさんは、首に掛かったままのストールを手に取り、「こういうふうに上から下、下から上、そして上から祓い落とすんだよ」と教えてくださいました。
スナップを効かせてね、と。

ストール上を何度もブラシが行き来しているのを、ふんふんとうなづいて見ていたら、実際にやってみなさいということでブラシを手渡され、思いっきり下手くそを実演。
「おやおやこの子(おばさんは)は」という顔をされたような気がしますが、私はいつもそうなのです。恐る恐るやると駄目ですね。やり直しして丸印をもらいました。

おじさんからカシミアはクリーニングに出さずブラッシングと虫干しで手入れするんだよ、とお話を伺っていたら、いつのまにか他のお客さん達が3,4人集まって来ていました。

どのおばさまも、おじさんとお話ししたそうです。私は早々と帰ることにしました。私の前のお客さんも、ブラシについてもっとお話ししたかったのかもしれませんね。私は、知識的なことよりも、実際のやりかたとbefore-afterを確かめたかったので、満足でした。
おじさんがブラシを包んでいる間、おばさまの一人が、おじさんに話しかけて実演販売の時期や回数について尋ねていました。
私が「ネットでも買えますが、実際に説明を伺ったほうが楽しいからと思って来たのですよ」と言うと、おばさまは「ネットで買えるのですか?」と驚かれていました。





ストールを取ったら、こんな格好です。
11/21記事の写真と同じ上下にジャケットを羽織っています。
ストール無しだとアクセサリーが要りますね。





家でドライマークの衣料を前洗いするときにと考えていた毛先の短いブラシは、今回見るのを忘れていました。これはネットでも何処でも買えるので、急がずといったところです。


 実際にブラシを使ってケアされたお洋服がよく分かります。 [購入編] [清掃編][先月訪れた実演販売]あり。いつも有益な情報をありがとうございます。

私は、ブラッシングが下手なのか、上等なニットがないせいか、掛けてもまだ気持ちだけといったところです。
あと、コメントされていた方々と同じく柄の白木部分が気になります。
袱紗色の紐を替えようかなとか。
でも、ブラッシングはだんだん要領が分かってきて、違いが見られるように。

これでやっと、私もマダムかも。糟糠の妻です(前回記事ジャンヌ夫人)。

*藤本虎さんは、ネット販売がないようです。





2012年11月27日火曜日

藤本虎さんに、平野さんの洋服ブラシ その1


先日、洋服ブラシを買いに行きました。
洋服ブラシは一本持っていますが、植え込みの一穴分ほど毛先が開いて折れ掛かっているし、もう一本柔らかいものが必要だったからです。さらにもう一本、洗濯用のブラシも欲しいので、あったなら見るだけ見ようかと。

ネットで買っても良かったのですが、ちょうどデパートに「ブラシの平野」さんが実演販売をしに来ていると知って、出かけてみました。先に持っているものも、デパートの催事場で開かれていた「大江戸浅草展」か何かの催しで買いました。
たぶん、20年以上前のことで、何故催事場に足を運んだのかはわかりません。若い頃ってあまり催事場には行かないですよね。でも当時、家事の本*で洋服ブラシの必要性を読んで欲しいと思っていたから、やはりそれがお目当てだったのかもしれません。

畳敷きに座っていたお店の女の子は、最初の一本として基本商品を勧めてくれましたが、お気に入りの帽子*を被っていた私は、この帽子をブラッシングするならどれがいいかと尋ねてみました。すると、上等なほうがいいと少しだけ高いブラシに変更になりました。5千円前後だったか、お値段はよく覚えていません。

虎と銘打っています。検索して「藤本虎」さんだと初めて知りました。
持っている年数は長いけれど、使った延べ日数(時間)は短いです。

で、冬のニットやウールジャケットのシーズンに入り、洋服ブラシが必要になった私は、タイミング的に今回は藤本虎さんではなくて、ちょうど実演に来ていた平野さんで購入することになりました。




テーブルの上に久々に鉄板を。
元は工具のダイヤモンドカッターだそうです。




虎さん、ブラシのお手入れを忘れていましたよ。





*『外国のおばあさんの引き出し』 佐橋慶女(けいじょ)著 文春文庫
「ブラッシングとアイロン」
フランスのマダム(ジャンヌ夫人)が、衣類の手入れにブラシをそろえて駆使する話。

ベーシックなもの
毛足が長くてやわらかいもの
毛足が短くて少しかためのもの
ハブラシ・スタイルのごくかたいもの  

最低4種にマダム・ジャンヌはプラス3、4本ほどお持ちで、
「これが”糟糠の妻”のあかしよ」と笑っていらっしゃったとか。
私が糟糠の妻という言葉を知ったのは、この箇所です。

ブラシの他は、アンモニア液などを使った一般的な家庭簡易クリーニングやアイロンがけの習慣で、衣類をきれいに保つという内容でした。
日本は高温多湿の国なので、他に工夫が必要だと思いますが、今日はここまで。


*Fred Bareの帽子です。うさぎの聞きかじり 2012.10.29、30日は続き記事です。





2012年11月25日日曜日

いつか欲しいお重



家具屋さんで山本進也さんの漆を扱っています。
野菜の絵柄が特徴。
唐辛子。


売れて今はありません。

下は5年くらい前に入荷したときのもの。
すぐ売れていました。
注文できるけれど、またいつか、かなあ。



私のカメラで、別の方が撮影してくださったので、
サイズを小さくしています。
うん?なっていない

お重は我が家では出番がなさそうで。

*家具のなかみちさん  お弁当箱やお椀など、いっぱいあります。
また、後で。





さっそくステンレス皿の出番が




マロングラッセをお裾分けでいただきました。




そういえば、今日はおかしな日でした。
葉書を持参すればおまけがもらえるというので、
参加賞みたいなのをもらってきました。
qniuloのくじ300円割引やスーパーの5%引き券で買い物をしたり、
何かのお礼にとマロングラッセやレモンをもらいました。

割引とかおまけとか、
あまり当たったことがないし、
それに振り回されるのは好きではないのですが、
今日はフットワーク軽く動けて感謝です。


この間スカートを買ったお店の前を通ったので、
店員さんに手を振ると
喜んでくれました。
ばっちりそのスカートを着ていました。


いい日でした。
ありがとう。








2012年11月24日土曜日

ステンレスのお皿は香川のSteal Factoryさんです



家具屋さんへ行ってきました。
我が家のテーブルを買ってから、ときどき寄らせてもらっています。
素敵な家具を見ては、ここでもまた、いつかねと。

ステンレスのお皿*を作っているお店の名前を聞いてきました。

香川県の「Steal Factory」さん(top)だそうです。
コピーが格好いい。   「自在な鉄で、頑固な格好」

「まちのさぬきもん (2012.8.17)」にステンレスの小皿がありました。


家具屋さんにて



たくさんものが写っている写真ということで。
広島のアイアン作家三津屋さんの作品も多数。


店内には小物だけではなく、Steal Factoryさんや三津屋さん製作の家具があります。
写真のサイズは小さくしているので、興味のある方はお店に寄ってみてくださいね。


家具のなかみちさん 私は、オーナーから写真と文章を預かって、ブログに載せるお手伝いをしています。
同じGoogleブログで簡単に作っているので、構成が同じで芸がなく、加えて我が家ときたら「くふうのぞうさん」だし、今までご紹介するのを躊躇していました。
 



2012年11月23日金曜日

再現しやすい巻物

前回の終わりはマフラーの話でした。巻物というと、今年はファーの巻物を見には行きましたが、買えませんでした。

また、来年ね。


って、この来年がなかなかやって来ません。私がファーの小物を買えて身につけている頃は、一体どんな世の中になっていることやら。SFの世界みたい。


今年はきくらげの巻物にまた、頑張ってもらいます。形がきくらげみたいなので、そう呼んでいます。
スカーフやマフラーを巻いていて、ごくまれに格好良く巻けるときがあるのですが、解くと再現できません。これは、適当に巻いても形がおさまってくれるので楽です。




10月23日の紺と茶のボーダーTシャツに




グリーンのニット



このグリーンのニットは、10数年前のものです。

セレクトショップを幾つか経営している会社の店舗の一つ、繁華街にあったお店で買いました。でも、14年くらい前に閉店。そこで買ったものは、閉店以前ということで記憶の目安になっています。
今年、見ていいなと思ったグリーンのニットは、そのお店の別店舗にありました。もっと黄緑がかってふわっとした、今年らしいシルエットだったと思います。

さて、この古いニットは一時期よく着ていましたが、ある年、突然他のものと合わなくなりました。合わせていたものが古くなって処分したり、新しい服と丈感、質感が合わなかったりでしばらくお休み。他にも生活の変化がありますし。
今年はまた、袖を通してみることにします。少々伸びているような気もします。




2012年11月21日水曜日

オフホワイトのスカートです。


10%オフで、なお且つポイントが5倍という日を待って、服を買いに行きました。
ニットが一番のお目当てです。

また、同じ店で秋に買ったパンツの色違いを見るだけ見ておいて、来年の候補にし、普段着のパンツは帰りにqniuloで買おうという計画です。


試着しやすいようにとアクセサリーはなし。
でも本当は二つ三つしか持っていないから。
明るい白いマフラーにフリースを羽織りました。



パンツは同じものですが、色が違って見えますね。



さて、お店でニットより気になったのがスカートでした。







試着してみたら、着ていた赤いボーダーにも、
キャメルのショートブーツにもぴたりと合って、
決まり。






お買い物計画とは全然違う方向になっていましたが、大満足です。
詳しいことは、うさぎの聞きかじり(2012.11.20関連記事)」に書いていますが、私は長い間スカートとは縁のない生活だったのです。
ニットが何枚あっても、パンツの色違いが何本合っても、こんな幸せな気持ちは得られなかったと思います。

私もスカートが履けるんだ、という幸福感、開放感。
同世代の方のブログを拝見していたら、「スカートを履きたい熱」というお言葉があり、そのコメント欄にも読者の方が「スカートのほうが似合うからスカートを着ることにした、何で今までパンツばかり履いていたんだろう」と寄せられていたのですが、私もそうしたいと思いつつ、実利優先でスカートは諦めていました。お直ししたスカートもあるし。
でも、こうして本当にしたいことが、たとえスカートの話であっても実現できたのは、同世代の方々のお言葉に後押ししてもらったからかもしれません。有り難く思います。

ところで、帰りがけに店員さんがいぶかしそうにちらりと見ていたのが、このマフラーです。試着しているときは脱いでいたので、気がつかなかったのでしょう。
プチプラという言葉が登場する以前に買ったセーターに付いていたもので、他に白い巻物を持っていない私は、ヘビロテしています。
で、毛羽立っている以上にへろへろというか、安物感が。ま、仕方ありません。


パンツはqniuloで買いました。ありがとう、qniuloさん。助かりましたよ。



2012年11月17日土曜日

栗の写真のあとは





今日のおやつ

大学芋



お茶は普通の日本茶です。
夏も緑茶で、
ハトムギ茶とミックスすることがあります。

小さなグラスは、西川孝次さん。
梅シロップやカルピスの炭酸割りとか、
一口何か飲みたいときに便利です。
小さいけれどちょうどいい分量ですし、扱いやすいですね。





2012年11月16日金曜日

出し損ねた葉書が結構あります




家具屋さんで写真を撮って、
ポストカードにすると喜んでもらえることがあります。

でも、誰かにお便りをしようと思ったら、
そんなにもらって嬉しい葉書じゃないかも、と
躊躇してそのままになったのがたくさんあります。

栗をいただいたときも
お礼にカードをと思ってみたものの、
印刷したらiPhotoで見るほどきれいでもなく、残念。




書き損じ葉書をインクジェットの葉書に交換し、
また葉書がたまってしまいます。
さすがにフォト専用の葉書はきれいです。


喜んでもらえたのは、下の写真をカードにしたときです。




家具屋さんにて。
家具屋さんも飾ってくれています。



2012年11月14日水曜日

「やきものいこま」さん、ちどりのお椀



やきものいこまさん*で買った小さなお丼です。
今日のお昼は湯だめうどん、しょうが、すだち、薬味野菜やすりゴマなどを用意し、
冷凍してあった野菜天などがあれば添えて食べます。



いつもながら急いで撮ったので、お見苦しいですが、
こんな可愛いお椀です。



めんつゆは、いつものおだしです(2012.8.6)。
お醤油が薄口なのに濃いのが残念。

実は昨日、炊き込みご飯を作り、このお椀に盛りました。
すると、奈良からのお土産をお裾分けでいただき、何だかシンクロしているねえ、と驚いたのでした。




赤い漆色のお湯のみの中はコーヒー、
その中に白い糸のように見えるのは、天井のライトです。


*とてもきれいな湯だめうどんのお写真がありました。
我が家も昔、京都の「おめん」に行って以来、家人が気に入って「おめん風」とうるさく、家に居るときは、あれこれ薬味野菜の準備をします。私は何でも手薄。

*やきものいこまさん  「うさぎの聞きかじり」2012.1.26


2012年11月9日金曜日

ネイビーのカーディガン、イエロー×ライトグレーの備忘録

備忘録で失礼します。


去年の今頃
ネイビーの春物カーディガンに
ニットを合わせていました。






いつものニットと。
カーディガンも年季が入っています。
お店で見たときは、
看護婦長さんみたいだと思いました。
着てみたら合わせやすくて重宝しています。

ライトグレーのカジュアルパンツは、
少しゆるっとしています。
今年は別のパンツ(10.23記事のベージュ系パンツ)が
中心になりそうです。


***

ベランダの植物を室内に入れました。






2012年11月6日火曜日

グリーンのセーターの代わりに


先月、黄緑色の綺麗なニットを見つけました。
ふわっとして
どんな服にも合いそうなセーターです。
わたしの好きなグリーン。

でも、お値段が高くて買えませんでした。



今月、ZARAでグリーンのストールを買いました。
買えなかったニットよりダークで、
根本的な違いはあるものの
手持ちのジャケットにもコートにも、ボトムスも選ばず、
代用品としては充分かなと。


簡単に巻いて適当に写真を撮りました。




淡い水色のセーターです、毛玉をとらなくては。
ライトグレーのロングスカート。
両方とも古いですね。